地域に根差した事業を展開して半世紀以上。
竹田市飛田川に拠点をおく友繁建設さんは、先代社長が「物を大事に」「人を大事に」とゼロからじっくり育てあげた会社です。
二代目社長就任から5年、地域の生活基盤を支える企業としての姿勢はそのままに、友繁建設さんは今「第二の創業期」を迎えているといいます。今回は、友繁建設リクルート・DX推進担当の三代英孝さんにお話を伺いました。
仕事は明るく楽しく、プロフェッショナルとして
まずは、友繁建設さんはどんな会社なのか、社内の雰囲気について聞かせていただきました。
「うちの会社は『社長がよく喋る・明るい』というのが一番の特徴ですね。企業理念にも『アットホーム』という言葉が入っているんですけど、これが本当にアットホームなんですよ。社長に対してもひらくちがきけるような関係というか(笑)。横のつながりが強く、別け隔てなく意見を言い合える会社ですね」
とにかく明るく、楽しく働きながら、みんなでしっかり稼いでいこうというのが会社の基本的な考え方だと語る三代さん。そんな和気あいあいとした雰囲気の友繁建設さんですが、お仕事内容を伺うとプロフェッショナルそのもの。業務実績をご紹介いただきました。
地域のインフラをつくり、守る仕事
「うちはほぼ公共工事一本でやっています。もちろん竹田市内がメインです。たまに豊後大野や由布などの市外に行くこともありますが、基本は竹田で、地域に根差した仕事がしたいと考えています」
友繁建設さんが手掛ける工事は多岐にわたり、道路の新設工事やダムの浚渫(しゅんせつ)工事、圃場(ほじょう)整備、災害復旧のための河川工事なども担当されているそうです。
「荻にある白水ダムの浚渫工事は平成29年から毎年のように受注しています。ダムには上流からどんどん土が流れ込んでくるんですよ。すると当然、貯水量は減ってしまう。浚渫工事は、その土を取り除いて貯水力を保つ工事です」
ダムの浚渫工事はまずダムをせき止め、土砂を運び出す道をつくるところから始まります
ダムの浚渫工事は半年以上かかるのだそう
企業理念の第一に「地域が安心して暮らせる、安全なインフラをつくる」と掲げている友繁建設さん。生活の大きな基盤を支える仕事はこれだけにとどまりません。
「建設業は『地域の生活を守る』という役割がかなり大きいんです。例えば大きな災害があったとき、消防、警察、自衛隊が被害の大きい地域に入ろうとしても、道が寸断されていれば入れないわけですよね。そんなとき一番に駆けつけるのが我々建設のプロなんです。土砂を取り除いたり、仮の道をつくったりして、最低限車が通れるようにする。これは重機に乗れる人間が行かないことには成り立たないですからね」
インフラをつくり、維持し、守る。私たちが当然のように日々を安心して過ごしていられるのも、友繁建設さんのような建設のプロの支えがあってこそなんですね。
第二の創業期を迎えた友繁建設
暮らしの要であるインフラに関わる仕事にいくつも携わっている友繁建設さん。今後会社として挑戦していきたいことについて伺いました。
「一つは、企業の規模を少しずつ大きくして、『地域の生活を守る』エッセンシャルワーカーとしてプライドを持ってやっていきたいということ。
もう一つは、時代は超高齢化社会で、若い人たちに目を向けるのはもちろんなんですけど、竹田の主たる住民の人たちである高齢の方々に向けて、なにかサービスを提供していきたいということです」
入田トンネル先の道路新設工事の写真。この地域は泉水(せんずい)という名前がついているとおり、どこからでも水が湧いてくる土地だったため、苦労されたのだそうです
すでにエッセンシャルワーカーとして地域の暮らしを支えておられる友繁建設さんですが、よりチャレンジングに新しいことにも取り組んでいこうと、社長と社員のみなさんでよく話し合われているそうです。
また、設立から55年目を迎え、二代目社長のもとで新体制を整えている最中だという友繁建設さん。
「社長が代替わりして5年ですかね。ようやく二代目として会社の方向性をどうしていくかが定まってきた。また、ここ数年で社内のメンバーもガラッと入れ替わりました。もう一度ここから、第二の創業期として新しい友繁建設をつくりなおしていこうと、組織づくり・体制づくりに努めているところです」
その言葉どおり、友繁建設さんでは今年の4月から完全週休二日制に。夏にはお盆休みもしっかり取られたそうです。
「建設業でも働きやすい会社、そこを前面に出していきたいので敢えてチャレンジしました。休むときはしっかり休んで、そのぶん働くときはしっかり働く。メリハリを大切にしています」
事務所にいらっしゃった社員の方にもお話を伺いました。「何でも相談できる、賑やかで、和気あいあいとした職場ですね」
一人ひとりをプロフェッショナルに育てる会社
友繁建設さんでは、事務担当の女性社員さんが重機の資格を取得されるなど、一人ひとりがいろんな仕事ができる会社にしていきたいとのことでした。新しい人材も随時募集中なのだそう。今後どんな人材に来てもらいたいか伺いました。
「一番嬉しいのは、素直な人ですね。勉強は二の次三の次でいいんです。とにかく素直で、楽しく働いてくれる人に来てもらいたい。
うちは資格取得に関しても、本人の希望があれば100%応援します。資格取得にかかる費用は全額出しますし、資格取得のための講習も仕事として行ってもらいます。
だから建設に関して何もわからなくてもいい。ド素人でいい。うちの最年少の社員の子も最初は普通自動車免許しか持っていませんでした」
その若手社員さんは入社3年目にして玉掛け、小型移動式クレーン、中型免許を取り、昨年は2級土木施工管理技士補の資格を取得されました。新たな資格のために、今も着々と経験を積んでおられます。
地域の暮らしを守り支える建設のプロフェッショナルに、あなたもなってみませんか。まずはご相談からでも、ぜひお気軽にお問い合わせください。
とっても気さくな友岡勇治社長
一言いただきました。
「笑う門には福来る」!
会社名 | 株式会社友繁建設 |
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所在地 | 大分県竹田市大字飛田川3397‐1 |
業種 | 建設業 |
事業内容 | 土木建築業(土木、舗装、管工事) |
募集職種 | 土木作業員および重機オペレーター |
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雇用形態 | 正社員 |
仕事内容 |
一般土木作業、河川および道路工事、舗装工事、草刈り作業他、現場での重機運転 |
試用期間 | 3ヵ月 |
給与 | 166,400~349,600円 |
勤務時間 | 7:30~17:00 |
年間休日数 | 115日 |
手当・補助 |
資格手当、ファミリー手当、若者応援手当、未来希望手当など |
福利厚生 | 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金 |
昇給・賞与 |
昇給あり 賞与あり(年2回) |
求める人物像 |
素直で、楽しく働いてくれる方 いろいろなことに興味関心を持ち、意欲のある方 |
お問い合わせ |
人事担当:三代 電話:0974-63-2426 |