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竹田の大地が育んだ郷土の味を広げたい 株式会社丸福 飲食サービス業 大分県竹田市荻町西福寺5551-2

大分といえば、鶏料理が有名ですが、中でも竹田市では昔から、鶏ももと手羽を豪快に揚げた「一本揚げ」が庶民の味として親しまれてきました。

この「一本揚げ」を地域に広めたのが、昭和35年に創業した「丸福」です。

「丸福」は、養鶏事業からスタートし、今では養鶏事業、養豚事業、農業に加え、鶏肉料理をメインに、自社で育てた安心・安全な食材を使った料理を提供する飲食店・テイクアウト専門店を竹田市を中心に、県内で7店舗経営しています。

創業以来、“竹田の味”として定着したからあげの名店である「丸福」。

代表の工藤厚憲さんに、老若男女に愛される「丸福」の味が生まれた背景を教えていただきました。

“共に稼いで共に分かち合うために”の想いでスタート

「丸福は、本社がある荻町の西福寺で始まりました。当時50戸の集落があり、皆農業をしていたのですが、なかなか農業だけで生計を立てていくのは厳しい状況になっていました。そこで地域を維持していくため、安定した収益を得ることができる生業を作ろうと有志が集まって作ったのが養鶏場でした。それが丸福の前身です。」

家で飼っていた鶏を各自が持ち寄って養鶏場を作り、共に稼いで共に分かち合おうと、地域の方たちが共同で経営を始めたことから始まった「丸福」の歴史。

その後、対面販売のお肉屋さんを経営しつつ、自然な流れで「鶏を使った加工品も販売しよう」と、昭和40年頃から始めたのが、からあげの販売だったのです。

塩味のさっぱりとした「丸福」のからあげは、瞬く間に評判となり、竹田市の城下町のなかには、一時期は5軒もの店舗があったというほど人気店となりました。

時代がかわり、スーパーやファミレスが台頭するようになってからは店舗の数も減ってしまったそうですが、今でも「会議やお祭り、家族が集った時など、何か行事がある度にからあげを1kg、2kgと大量に買いに来てくれるお客さんが多い」というほど、竹田市民のソウルフードとして定着。地域に欠かせないお店となっています。

昭和48年頃からは、養鶏事業、飲食事業に加え、荻町の広大な土地を利用した養豚事業と農業にも参入。

美味しい水を飲み、広々とした場所でしっかり運動をしながら、伸び伸び育った鶏や豚たち、そしてお米や野菜たちは、「丸福」の店舗だけでなく、さまざまな飲食店やスーパーで提供されています。

美しい自然に恵まれた環境で養鶏・養豚

現在の代表・工藤さんは「丸福」の4代目。
創業以来守られてきた「丸福」の味を受け継ぎつつ、地域経済安定のためにも地域雇用の創出を行っています。

「現在は120名のスタッフが働いてくれているのですが、そのうち半数が地元の方なんです。働いていただいている方の紹介で応募してくれることが多いので、地元の社員がどんどん増え、社員同士の仲が良いのも当社の強みですね。」

一度辞めた方がまた舞い戻ってくることも少なくないと話す工藤さん。
「また働きたい」と思えるような、働きやすい環境づくりや教育環境を整えていることも自慢となっています。

「やはり生き物を相手にする仕事ですから、24時間体制で働くというイメージを持つ方が多いのですが、実際はオートメーション化が進み、畜産も農業も8時から17時というサラリーマンのような働き方ができるようになっています。
どうしても休みはシフト制になってしまいますが、知識がなくても働くことができる教育環境を整えていますし、配属もできる限り希望に合わせて対応しますので、働いてみて難しい場合は飲食部門へ異動することも可能です。新卒の方でも、経験がない方でも、畜産や養鶏に興味がある方はぜひ応募してきて欲しいですね。」

他には、飲食部門はある程度店長采配に任せ、新メニューの開発や、アイデアを積極的に受け入れるなど、社員とのコミュニケーションを大切にしている「丸福」。

食への関心がある方、雄大な自然に囲まれた場所で働きたい方はぜひ、応募してみてください。

会社情報
会社名 株式会社丸福
所在地 大分県竹田市荻町西福寺5551-2
業種 飲食サービス業
事業内容 養豚、養鶏、肥育、肥料製造、外食産業および食品加工に係わる事業
募集要項
募集職種