大分中心部から車で走ることおよそ1時間強。なだらかな高原が広がる山肌にレゾネイトクラブくじゅうがあります。見渡す限り壮観な大自然。まさに別天地です。
レゾネイトクラブくじゅうは、『雄大なくじゅうの自然を五感で楽しむリゾートホテル』。HPを覗いて頂くと、乗馬体験や星空観察、温泉に自然散策ウォーキングなど、ここでしか味わえないアクティビティが満載です。
訪れたのは、令和5年7月26日。およそ10日前の7月15日には、新しくグランピング施設『星の丘』がオープンしたばかりです。
快進撃を続けるレゾネイトクラブくじゅう。今年の12月には、創業30周年を迎えます。
多くのリピーター様に愛される『魅力』と『ホテルで働くこと』について、常務執行役員であり総務部長の櫻木政秀さんにお話を伺いました。
こだわりを極めた最高のホテル
「私の前職は、エフコープ生協。りんごのマークのね。ホテル業界での経験は全くなし。実はホテル創業の中心メンバー全員が、業界未経験者ばかりでした。
そんなメンバーが集まって、『ああでもない、こうでもない』と知恵を振り絞って創ったのがこのレゾネイトクラブくじゅうです。設計から備品の細部に至るまで、全てにこだわり抜きました」
そんな思いの詰まったホテルは、創業当時、建築系の雑誌に多く取り上げられることになります。
「日経アーキテクチュアや新建築。Casa BRUTUSに家庭画報。VOGUEにも掲載されました。実は、設計をお願いしたのは、建築家集団、Team ZOOアトリエ・モビルさん(横浜市)。沖縄県名護市の名護市庁舎で日本建築学会賞を受賞した方たちです」
「こだわったのは、ホテルにいらっしゃったお客様に最高の時間を提供すること。その為に見えない工夫を随所に施しています。
例えば、うちの窓をご覧ください。小さく区切っているでしょう。これにも理由があります。大きなガラスの場合、夏の夜、室内の灯りに吸い寄せられて虫たちが集まるんです。うちの魅力のひとつは、満点の星空!せっかく窓辺で夜空を楽しまれたいときに、虫がいたら不快でしょう?こうして窓の面積を小さくすることで、かなり防げるんです。」
最高のロケーションに最高のホテル。その舞台ではどんな日々が繰り広げられるのでしょうか?
ホテルで働くということ
「ご存知の方も多いかと思いますが、ホテル業界は人材確保がとても難しいんです。お給料も決して高いとは言えません。勤務形態も他の業種に比べると独特です。これは業界の課題ですね。
うちは、中抜けのないようにシフトを組んでいます。また急なシフト変更にもスタッフ同士でカバーしています。現在正社員は、52名。その他にパートさんやアルバイトさんとも直接雇用契約を結んでいます。
優秀なスタッフを求めて、今までさまざまなアプローチを続けてきました。
福岡にある専門学校でホテルマネジメントコースの学生さんたちを夏休みの実習として受け入れた時期もあります。トータルで30名ほどですね。その後入社したスタッフもいます。
ホテル専用の求人サイトも利用しています。
この業界は、実はスキルアップを求めて転職される方も多いんです。特に料理長やシェフの方たち。私どものホテルからも、ここで実力を付けて東京や福岡、大分などで活躍している方々が多くいますよ」
櫻木さんは、嬉しそうにお話しされました。今でも交流が続いている方が多いそうです。
「スキルアップをされる方がいらっしゃる一方で、残念ながら1年持たない方も中には、いらっしゃいます。専門学校を出て新卒で入ったけれど続かない。本当に残念です。
1年続けば大丈夫!お客様に心から喜んで頂けた時は、本当に嬉しい。その嬉しさを体験するまで頑張ってほしいと思います」
ひとを大切にするホテル。お客様もスタッフも。
レゾネイトクラブくじゅうでは現在、ネパールから来た学生2名がイキイキと仕事をしています。海外の方たちも積極的にスタッフとして受け入れているのです。
「彼らとのコミュニケーションに問題はありません。彼らもとても優秀ですよ。サービスも素晴らしくて即戦力として仕事をしてくれています。彼らは母国語に加え英語ができるので、インバウンドにも対応できます。
社員として実績を積んでもらって、ゆくゆくは日本に定住してもらえると嬉しいですね」と、櫻木さん。
ホールスタッフの一人、クマル・クリストさんにお話を聞きました。
「入社した当初は、分からないことがいっぱいありました。その度に先輩たちが優しく教えてくれて、今ではずいぶん慣れました。
お客様もまじめな方が多いです。くじゅうの自然あふれる風景は、ネパールに似ていて大好きです」
(クマルさんのインタビュー中、櫻木さんがにこにこと嬉しそうにされていたのが印象的でした。)
再び櫻木さんに、レゾネイトクラブくじゅうの人材育成について秘策をお伺いしました。
「OJTに尽きますね。現場で体験、体感することが一番です。もちろん先輩のフォローがあってのことですが。
たくさん経験を積んでほしいです。
それと、正社員の方には年に一度、個別面談をしています。ひとりひとりと時間を取って向き合いながら、現状に対する思いを聞きます。
仕事をしていく上での動機付けや目標の設定にもなります。この面談はとても重要だと考えています」
コンセプトは、『まごころあるほったらかし』
人材不足を反映し、ホテル業界内では徹底的な改革をするケースも出ています。例えばお部屋食をやめてバイキングにしたり、無人のチェックイン・チャックアウトの導入をしているホテルも増えてきました。
そんな風潮の中でレゾネイトクラブくじゅうは、ひとによる『接遇』こだわっています。
「うちのコンセプトは、『まごころあるほったらかし』です。これはオープン当初からです。
例えば、フロントやレストランでお客様と接する際に、『プラスαのお声かけ』をします。その時期ならではのおすすめ観光スポットをご案内します。お客様を思ってのコンシェルジュ・サービスですね」
「お客様の中には、実際におすすめされたスポットに行かれて、その感想をおっしゃって下さる方も多いです。『あなたに教えてもらったお店に行ったよ。とてもよかった!ありがとう』そんな風にお客様に喜んで頂けると私たちも嬉しいです。
うちはリピーター様が本当に多いんです。
スタッフのお名前を憶えて下さったり、わざわざ宅急便で贈り物を届けて下さったり。
人生を共にするお付き合いができる。ホテルならではの醍醐味です」
創業30年。
今も革新を続けるホテルには、そのあちらこちらに多くの『歓喜の場面』が詰まっています。
最後に改めて、どんな方に求人応募してほしいかを尋ねました。
「一番は、くじゅうを好きになってくれる方。竹田やくじゅうが好き!と思ってくれる方。
前職でサービス業の経験がなくても、お客様が好き!と思う方に来てほしいですね」
と、笑顔で語る櫻木さん。
創業以来最大のピンチは、やはりコロナウィルス。数カ月に亘り、レゾネイトクラブくじゅうも休業を余儀なくされました。実はその危機に対しても櫻木さんは、いち早く動き出します。煩雑な雇用調整助成金資料を迅速に仕上げ、休業直後から切れ目なくスタッフ全員に満額のお給料を出し続けたのです。
そして現在、新施設のグランピングも含め去年の2倍超のお客様が国内外から訪れています。
お客様もスタッフも本気で大切にするホテル。 大自然の懐に抱かれたレゾネイトクラブくじゅうで、あなたもスタッフとして一緒に輝いてみませんか?
会社名 | 株式会社レゾネイト |
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所在地 | 大分県竹田市久住町大字有氏字広内1773番地25 |
業種 | ホテル・旅館業 |
事業内容 | レゾネイトクラブくじゅう 久住高原コテージ・久住高原オートビレッジ |
募集職種 | ホテルスタッフ |
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事業内容 | フロント、飲料部、調理部 |
雇用形態 | 正社員 |
応募資格 | 特になし、経験者優遇 |
給与体系 |
月給 180,000~250,000 経験により優遇 賞与あり・昇給あり |
待遇・福利厚生 |
財形貯蓄・社員互助会・ 旅行援助金・従業員食堂 |
勤務時間 | 6:00~22:00 交代制 |
休日・休暇 | 年間98日 |
従業員食堂 | あり 1食 300円 |
社宅 |
あり 1K 10,000円/月(単身用) 家族用は応相談 |
面接時に持参する書類 |
市販の履歴書/職務経歴書 (職歴は古い順に記入) |
採用担当より |
豊かな自然のリゾート地でライフ&ワークを楽しみませんか。 当社の理念である人と自然、そして人と人との共鳴をうたうとき、 宿泊施設自身も自然の中の大事な環境の一部をなしていますし、 人との出会いのうちには、 お客様のみならずスタッフとの出会いも重要な出会いであることを忘れてはならないと考えています。 未経験者も応募可能です(経験者優遇) |
勤務先 |
〒878-0202 大分県竹田市久住町大字有氏 1773番地25 0974-76-1223 |
お問い合わせ |
総務部 櫻木・大久保 0974-76-1518 |