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創業105年。地域社会と一体となった医療ネットワークの提供を目指す。 社会医療法人社団 大久保病院 医療 大分県竹田市久住町大字栢木6026-2

大正7年に診療所を開所して以来、今日まで105年間、久住町を中心に地域医療を支えてきた「大久保病院」。内科、外科、整形外科を中心とした総合病院のほか、介護医療院、介護老人保健施設、訪問看護ステーション、ホームヘルプセンター、居宅介護支援センター、グループホーム、健康増進室及び夜間対応型訪問介護センターなどの施設を運営しています。

地域の中核的医療機関として、行政や関連病院、地域企業とも連携し、最新鋭の医療技術を取り入れながら、医療と介護、生活支援が一体となって提供される地域包括ケアシステムの構築を目指している「大久保病院」。

地域医療を共に支える一人として、「大久保病院」であなたの力を活かしてみませんか。

地方でも高度な医療が受診できる先進的な病院へ

大久保病院が目指す「地域包括ケアシステム」の内容や、地域医療に対する想いについて、理事長の大久保彰子さん(以下:大久保理事長)と、総務部長の大久保峻策さん(以下:大久保総務部長)に話を伺いました。

大久保理事長:先代の理事長の時代から、大久保病院では「地域包括ケアシステム」の構築を推進しています。先代の理事長は30年ほど前から、少子高齢化が今後ますます加速することを懸念し「高齢者を地域の皆で見守る社会を作り上げたい」と、1996年に介護老人保健施設「ヴァル・ド・グラスくじゅう」を設立しました。その後もグループホームや介護医療院など、全国に先駆けて施設を創設し、地域の方々の医療知識の底上げと、健康維持増進に注力してきました。そうして、医療、福祉のサービスだけでなく、行政や関係機関と協力し、介護や教育、感染予防が一体となった医療体制の構築を目指しています。

地域が抱える課題と医療ニーズに応えるため、関係医療機関との多様な連携を構築するという「地域包括ケアシステム」。

ネットワークを作るだけに留まらず、地方でも患者さんが高度な医療を受診することができるよう「大久保病院」では先進医療の導入にも力を入れているそうです。

大久保理事長:「都会でも地方でも同じ高度な医療が受けられるのが、人間の権利だ」というのを前理事長はよく話しておりました。先進的な病院にしようと、少し昔の話しにはなりますが、大分県で初めて腹腔鏡下胆嚢摘出術を行い、翌年には腹腔鏡下大腸切除術を病院単位では日本で3例目に行いました。

大久保総務部長:昨年は県とともに山間集落の医療水準の向上につなげるべく、ドローンでの処方薬配送を行う実証実験を行いました。また今年はオンライン診療実現に向けた実証実験や、eスポーツを利用した高齢者へのフレイル予防の実証実験等を行っています。理想ではありますが、将来的にはロボット手術ができるようになれば、とも考えています。

へき地でも受診しやすい環境の構築や、都会と変わらない最先端の医療技術の提供、医療のスペシャリストを採用するなど「大久保病院」では、地域のために必要な医療をいち早くキャッチアップし、事業を展開しています。

資格取得の支援が充実。先進医療を提供できる人材を募集。

「大久保病院」では、約300名が勤務していますが、より良い医療サービスを提供するために、人材を募集しています。

大久保総務部長:現在募集しているのは、看護師、介護福祉士といった有資格者に加え、事務スタッフです。また当院では、10年ほど前から奨学金制度も取り入れておりまして、働きながら正看護師、准看護師を目指す学生へ、学費の支援を行っています。もちろん、就職してからの資格取得に対しての支援も用意しています。

大久保理事長:私たちが目指す高度医療を実現するためにも、「資格を取得したい」という向上心のある方にはいくらでもお手伝いしますので、身につけられるものは身につけて欲しいと考えています。最近ではトラベルナースという言葉も耳にするようになりましたが、看護師や介護士など職種によっては半年間といった短期間の採用も行っています。社員寮も用意していますので、東京から移住してきて働かれている方もいらっしゃいますよ。

資格取得の支援や、多様な働き方の推進も行っている「大久保病院」では福利厚生も充実。

健診室にはカフェのようなリラックスできる空間を設け、健診に来られた方はもちろん、職員もお弁当を食べたり、休憩ができるような場所を作っています。また、お昼休みや休憩時にゆっくりとくつろぐことができ、仮眠を取ることのできる職員専用の休憩スペースを整備しています。

そこで実際に、「大久保病院」の総務部財務課で働く佐々木知子さんに、現在の仕事や働く環境について教えていただきました。

佐々木さん:私は入社して22年になります。県外から大学で大分に移り住み、「大久保病院」に就職しました。就職して10年ほどは介護老人保健施設で総務を担当していましたが、現在は「大久保病院」内の財務課で、お金の集計や、法人全体の帳簿付け、決算の処理など事務全般を担当しています。福利厚生の面では、施設環境もとても良いですが、何より女性が多い職場ということもあり、妊娠、出産、育児などへの支援と理解があるのが良いですね。何かあった時に相談しやすい環境があるのは助かっています。

佐々木さんは結婚を機に、現在は大分市から通勤しているそうですが、それでも退職せず長年勤めているのは働きやすい環境と、職員同士困ったことがあれば支え合う雰囲気の良さだと話してくれました。

久住町の活気を生み出す、話題性のある事業を

最後に大久保理事長は、久住町の魅力と、そして人口減少が課題となる町でこれから取り組みたいことを教えてくれました。

大久保理事長:私は関東から嫁いで来ましたが、久住町を訪れて、絵本に出てくるような町だなと感動しました。ここはお水もお肉もお野菜も美味しくて、山々があり、温泉もある。災害も少ないですし、こんなに素晴らしい土地はなかなかないですよね。人口減少が課題となっていますが、町の魅力を知ることができれば、自然と人が集まってくるはずです。他県には介護老人保健施設を中心として町が活性化している事例があります。同じようにこの地域でも高齢者と子どもたちをマッチングさせたり、話題に登るようなアイデアをみんなで考えて、地域の人たち全員が「幸せでいい人生だったね」と思える町を作っていけたら良いなと思っています。

竹田市の医療の中核を担う「大久保病院」。

医療サービスの提供だけでなく、地域で適切な医療を受けることができず困っている人たちを救済するための取り組みや、先進医療の導入などによって、100年以上地域住民の命を守り続けています。

人口減少、少子高齢化と、医療機関にとっては課題も多くありますが、新しい事業に積極的に取り組みながら、地域の方々が安心して生活できる環境を作り、健康の維持、増進に寄与していくという使命を持って働くことができる、やりがいのある仕事です。

会社情報
会社名 社会医療法人社団 大久保病院
所在地 大分県竹田市久住町大字栢木6026-2
業種 医療
事業内容 大正7年に診療所を開所後、久住町を中心に地域医療を展開。内科、外科、整形外科を中心とした総合病院のほか、介護医療院、介護老人保健施設、訪問看護ステーション、ホームヘルプセンター、居宅介護支援センター、グループホーム、健康増進室及び夜間対応型訪問介護センターの施設を運営。
募集要項
募集職種