竹田市直入町でお肉の卸販売「デリカミート吉野」を運営する「株式会社 吉野」。創業以来、スーパーがない直入町において、地域の台所を支える大事な存在となっています。

近年は、食肉の卸販売だけでなく、お肉を使ったメニューの開発・提案を行うなど、お客さまに寄り添った商いにも力を入れており、今後はさらに営業面の強化を図りたいという「株式会社 吉野」の取締役、吉野裕司さんは、事業拡大に伴うスタッフを募集していると話します。

そこで、吉野さんに「株式会社 吉野」の強みと、募集する人材について伺いました。

営業力とアフターフォローで売り上げを伸ばす

「吉野」の創業は2008年。食肉の仕事をしていた代表の吉野太さんが、独立し、地元の直入町に食肉の卸販売の店を始めました。

2020年には新たに工場と、テイクアウト専門の「肉まる弁当」をオープンし、順調に事業を拡大。熊本の業者を中心に厳選したお肉を仕入れ、大分市・由布市・別府市・竹田市内の飲食店、ホテル、旅館、お弁当屋さんなどに卸すほか、店頭で直接新鮮なお肉の販売、ハンバーグや唐揚げ、コロッケなど加工品の販売も行っています。

「コロナ禍で、ネット販売も始めたのですが、それにより県外からの注文も入るようになりました。ふるさと納税もハーブ鶏が人気で、竹田市内では上位の売り上げとなっています。」

ネットでの販売を始めたのは、2020年に吉野さんが入社してからのこと。大学卒業後、県内の金融機関に勤めていた吉野さんは、「ある時父の仕事に1日ついて回ったときがあり、家業への興味が高まった」と、金融機関を退職し、食肉業界へ転職。

知識を深めたのち、「吉野」に取締役として入社しました。

入社後は、若い同世代の社員とともに、ネット販売に注力。さらに金融機関で身につけた営業力を活かして、新規開拓にも力を注ぎ、売り上げを伸ばしています。

「私たちの強みはアフターフォローと営業力だと思っています。お肉屋さんで営業に力を入れているところが少ないことから、私たちは営業に力を入れています。勢いのあるお弁当屋さんや、元気のある飲食店などを中心に、“このお肉を使ってお弁当を作りませんか”“新しいメニューを作ってみませんか”と提案すると、お客さんは興味を持って話を聞いてくださいますね。また卸して終わりではなく、メニュー開発の相談や、商品に関する悩みなどを伺うアフターフォローも徹底しています。」

気軽に電話で相談ができることや、メニューの相談などもできることから、お客さんにとって心強いパートナーとなっている「吉野」。

今後もさらにお客さんに寄り添ったサービスを展開していくため、スタッフを募集しています。

食に興味を持ち、真摯に業務に向き合える方と共に

お肉の加工担当、加工品担当、お弁当製造にお肉の配達担当、営業部門がある「吉野」では、パートさん含め20名のスタッフが勤務しています。

吉野さんの営業の効果もあり、取引先も増え、順調に事業を拡大。そのため、サポートしてくれるスタッフを募集しているそうです。

「食に興味があり、元気で、真面目に仕事に取り組んでくれる方を募集しています。特に食に興味があることは重要視しているのですが、営業の担当になれば、営業先が出している商品のラインナップや価格帯を見て、ニーズにあったお肉や加工品を提案しなければなりません。それは食に興味がなければ難しいと思っています。最終的にメニューの提案までできるようになることが弊社の目指すところなので、一緒にお客さまのところへ周り、会話をしながらお客さまにとって良い提案ができる人が適任ですね。」

「吉野」では、お弁当やお肉の加工、加工品の製造も行っているため、もちろん、営業職だけではなく希望や興味に合わせて働く場所を選ぶことができます。

また、「吉野」で働くスタッフは全員、食肉に関する知識がないまま入社しているそうなので、食肉に関する知識がないという方もご安心を。

「吉野」では、食への興味がある方、提案力に自信がある方の募集を待っています！